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【多久聖廟秋季釈菜】

2017年10月16日

さて!今日ご紹介したのは

多久聖廟で行われる伝統的で神聖な儀式「釈菜」です

春と秋の年2回行われる「釈菜」ですが、いよいよ今度の日曜日に秋の釈菜、

多久聖廟秋季釈菜」が行われます!

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っということで、詳しいお話を、

公益財団法人孔子の里 事務局長の江口正晃さんに伺いました!

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釈菜が行われる「多久聖廟」とは、、、

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今から約300年前 江戸時代中期に建てられた孔子廟です。

現存している孔子廟としては、日本で3番目に古い孔子廟なんです。

九州で孔子廟と言えば、やっぱり長崎孔子廟を思い浮かべる方も多いと思いますが

多久聖廟は長崎孔子廟と少し違っていて、日本式で建てられた孔子廟なんです。

なので、建物は日本風に作られています。

しかし、建物を飾る装飾はすべて中国風が多く、

江戸時代の日本と中国の文化が融合した珍しい建物です。

 

そんな歴史があり、国指定重要文化財の多久聖廟で行われている

釈菜」とはどんな儀式かと言いますと、、

釈菜とは多久聖廟が建てられた当時から、受け継がれている伝統行事で、

佐賀県の重要無形民俗文化財に指定されています。

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式典の内容をすごく簡単にお話しますと、

年に2回春と秋に、孔子様の像と

四配像と呼ばれる孔子様の教えを正当に受けついだ4名の方々の像にお供え物をする儀式です。

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ですが、お供え物をするだけでも、だいたい1時間ほどかかります。

秋は棗、栗、鮒、タケノコ、セリ、ごはん、もちをお供えします。

春は鮒の代わりに雉肉、棗の代わりに銀杏を供えます。

これは、約300年前当時からお供え物をする作法というのが厳密に決められていまして

その習わしに沿って式典が進められるため時間がかかるんです。

細かいことを言いますと、右足から入るか、左足から入るか。

そういった部分まで決まっているんですよ。

 

また釈菜当日は、外壁を外した状態で、孔子様の像を

多久聖廟の中に入ってご覧になっていただけますので、

より明るく間近で見ることができます。

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式典終了後は、

多久聖廟の境内で地元の中学生・高校生が、

中国のきじの羽根のついた棒と中国風の華やかな衣装を身にまとい舞う

「釈菜の舞」が披露されます。

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また、地元小学生が腰に太鼓を付けて踊る「孔子の里腰鼓」や

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多久保育園児による論語朗誦をしながら太鼓をたたく「幼児太鼓」、

中国の伝統芸能で花飾りを付けた棒を使い、軽快な躍りで花の美しさを表現する「花棒舞」、

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約60年前の釈菜の時に歌われていた歌を地元老人会と小学生が歌う「参列生徒の唱歌」、

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ドラや太鼓の勇壮な響きに合わせて

日本の獅子舞とは違う金色の大獅子と子獅子が勇壮かつ躍動感のある躍りを見せてくれる

「獅子舞」などが行われます。

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また同時進行ですが、12:00より同じ敷地内にあります多久聖廟展示館では、

第1回多久百景写真コンテスト表彰式が行われ入賞作品が展示されます。

釈菜以外でも多久の魅力を伝えてくれる様々な作品を展示されますので、ご覧ください。

 

 

さらに今年も多久聖廟前の多久市物産館朋来庵南側自由広場では、

第4回 骨董&蚤の市が朝9時より開催されます。

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今年は周辺の市や町を含め、およそ50店舗の出店が予定されています。

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様々な骨董品のほか、古布や古道具など多種多様な商品が並ぶみたいです。

レトロでアンティークな掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。

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また、軽食コーナーも出店されますので、こちらも是非、足をお運びください。

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多久聖廟秋季釈菜は、10月22日日曜日午前10時30分より多久聖廟にて行います。

多久インターからお車で約15分。多久駅からですとバスで約10分程です。

駐車場は多久聖廟前の多久市物産館・朋来庵の大駐車場をご利用ください。

詳しくは、公益財団法人 孔子の里 

電話番号は 0952-75-5112 までお問い合わせ下さい。

 

最後に江口さんが思う「秋季釈菜」の魅力・見どころを伺いました。

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「秋風がそよぐなか、風が雅楽の演奏を届けてくれます。

300年以上続く、全国でも大変珍しい、

中国風の伝統的儀式、釈菜を是非ご覧いただき、悠久の歴史を感じてください。」