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【池田学展 The Pen -凝縮の宇宙-】

2017年01月23日

さて!みなさん、突然ですが、「池田学さん」という現代アーティストをご存知ですか?

今、テレビCMや新聞などのメディア、またSNSなどにて池田学さんの作品を、

目に触れる機会が多く、ご存知の方も多くいらっしゃるかと思います。

 

なんと!池田学さんは多久市のご出身なんです!ということで、

今日のハロタクは世界を舞台に活躍されている現代アーティスト、

池田学さんにスポットを当てました!

 

まずは池田学さんの簡単なご紹介を!

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わずか1mmに満たないペンの線から壮大な世界を書き出すアーティスト池田学さん。

池田学さんは1973年多久市のお生まれで、県立佐賀北高校芸術コース、

東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業後、2011年より文化庁芸術家在外研修員として

カナダ、バンクーバーに滞在、2013年からアメリカ・ウィスコンシン州マディソンにある

チェゼン美術館の招聘(を受け、滞在制作プログラムに参加されるなど、

国際的に高い評価と注目を集めるアーティストのお一人です。

現在も海外を拠点に精力的に活動中の池田学さん。

 

そんな池田学さんの個展がなんと!

先週20日金曜日から佐賀市にある県立美術館にて始まりました!

個展のタイトルは、「池田学展 The Pen –凝縮の宇宙-」!

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この展覧会は、これまでの池田学さんの画業の全貌を紹介する、初めてとなる大規模個展です!

3年にわたり制作された巨大な新作「誕生」をはじめ、

国内外のコレクターや美術館が所蔵する

作品の数々が、池田学さんの出身地・ここ、佐賀に集結します!

その作品は、緻密さと空間の広がりを併せ持ち、

現実を凌駕する異世界の光景を私たちに見せてくれます!

 

さっということで、実は先日、池田学さんご本人へお話を伺うことが出来ました!

展覧会への思い、作品へのこだわり、海外での活動のこと、

そして地元、多久への思いも語っていただきました。

インタビュー当日は佐賀県立美術館の中で実際に作品を前にお話を伺いましたが、

池田さんとの対談で緊張していたのですが、

池田学さんご本人、柔らかく優しく謙虚な方で、

また作品と同じように人にパワーを与えるそんな印象を受けました。

先日、展覧会にて作品を拝見させて頂いたのですが、

やっぱり実際に間近で池田さんの作品を観たら迫力があり、圧倒されますね!

緻密さ、スケールの大きさ、自然と文明とが融合する壮大なストーリー、

どれをとっても池田学さんの想像力にビックリしました!

絶対これは五感で体感するべきだと思います!

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≪予兆≫2008 190×340 株式会社サステイナブル・インベスター所蔵

 

池田さんの作品は、1㍉に満たないペン先のペンとインクだけで画を描き、

何度も線を引き、線を集積することで形を浮かび上がらせます。

下書きもせず、画面の左下から右下に向けて描き始め、描いていくうちに

徐々にイメージを膨らませて画面を構成されます。

1日8時間描いても10センチ四方を完成させるのがやっとという。

あの緻密さとスケール感はここから生まれてるんですね。

 

さて、今回の展覧会は、

エピソードの始まり

想像の旅人

ミクロコスモス

さまざまな断片

自然と文明の相克」の5章に分かれていて、

デビュー作から代表作、そして最新作と、

見ごたえ十分のおよそ120点の作品が集結しています!

制作期間3年、タテ3m、ヨコ4mの巨大な新作「誕生」が日本で初めての

お披露目をされたのはもちろん、動物の挿画や、

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≪誕生≫2013‐2016 300×400

 

池田さんが子供の頃に描いた絵や、スケッチ、旅日記、

知人や家族への絵手紙など、池田さんの歩んできた人生や

創作の背景を示す様々な資料が展示されているのも印象的でした!

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また、池田さんに多久での幼少期の思い出を伺ったところ、

 

池田学さん

18歳まで多久にいましたけど、

基本的にはもう、カブトムシを捕ったり、魚釣りをしたり、

後、小学生の頃は放課後、サッカーをや野球をしたり、

それがもう何よりの思い出ですね。

今も実家は多久にあるので、佐賀へ帰ってきたら多久が拠点になって過ごしています!

っと創造力の原点となった多久での思い出も語って頂きました。

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さっ!ということで、池田さんご自身初となる大規模個展、

池田学展 The pen-宇宙の凝縮-」。

こちらは先週の金曜日20日から佐賀県立美術館にてスタートしました! 

開催期間は、3月20日、月曜日まで。

会場は佐賀市にある佐賀県立美術館。

開館時間は午前9時半から午後6時まで。

休館日は毎週月曜日。

ただし、展覧会最終日の3月20日月曜日は開いています。

観覧料は、一般1200円。高校生以下は無料。

また、受付で使用済みの本展半券をご提示いただくと、

リピーター割として1000円でご入場頂けます!

さらに、展覧会期間中は、池田学さんのトークショーや子供たちのためのワークショップなど、

関連イベントも豊富に行われますので、

詳しくは、池田学展特設ウェブサイトでご確認ください!

ぜひ!様々なイベントを通して、池田学さんの「魔法のような」世界に触れてみてください。

 

電車が空を飛び、波や鳥が舞い、森が巨大な生き物に変わる。

池田さんの作品には、誰しもが画面の中に引きこまれてしまうような魅力があります。

一本のペンから紡ぎ出される、想像を絶せる壮大な宇宙を覗きにいきましょう!

 

最後に池田さんへ、デザインや絵画を志す、特に若い方へのメッセージを伺いました。

 

 

池田学さん

やっぱり、何か自分がやりたい!って思ったら、まず動いてみる。

じゃないと何も始まらないと思うんですよ。

だから、何か関心があると思ったら、まずやってみて、

やってみて駄目だったら、そこで考えればいいし。

うーん、僕の場合はいつも、やっぱり絵を通して、

そういう姿勢で何かやってみよう!っていう“純粋な好奇心”があったらまず飛び込んでみて、

それで今、未来が開けてきているっていうのを実感しているので、

きっと、そういう若い人達には

一番大事なことかな思います!うん。

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