スタッフブログ

HOME > Staff blog > Hello! 多久 > 【時空を超えてロマンを感じる世界最古のハスの花】

Staff blogスタッフブログ

【時空を超えてロマンを感じる世界最古のハスの花】

2016年06月06日

さて、季節は6月に入り、

多久ではこれから見ごろを迎えようとしているお花があります!

そのお花とは、、アジサイ? いいえ! 

二千年の時を超えてロマンを感じる世界最古のハスの花、

二千年ハス」でございます!

二千年ハス2.jpg

 

この二千年ハスは、多久聖廟ちかくにある聖光寺のハス池

およそ100本を超えるピンク色の可憐な花を咲かせ、

毎年、県内外から多くの観光客の皆さんで賑わいを見せ、

写真に収めたりと、二千年ハスの美しさに魅了されていらっしゃいます!

p18rocr4jn1t2c4hm1g4415hon41.JPG

この二千年ハスの栽培・管理、また、ハス池の整備などをされていらっしゃるのは、

聖光寺住職 野中寛應(かんおう)さん

143558355657503020179_1421998073.JPG

「多久 二千年ハスを守る会」のおよそ15名のみなさん。

 

先日、実際に聖光寺のハス池の前で、

「多久 二千年ハスを守る会」代表の大川内義章さん

この「二千年ハス」の特徴などについてお話を伺いました。

13269263_1160857517298073_8999397977793792880_n.jpg

 

二千年ハスとは?

昭和26年、植物学者の大賀一郎博士が千葉県検見川の遺跡から、ハスの種子3個を発掘。

シカゴ大学で年代分析鑑定をすると、弥生時代、2000年前のものと判明しました。

同年、大賀博士が蓮子の発芽を試みた結果、1個が発芽して栽培に成功し、

世界的に有名になりました!

なので、博士の姓から「大賀ハス」、または「古代ハス」とも呼ばれます。

 

聖光寺・二千年ハスの由来

大賀博士は、そのハスの種子を島根県太田市へ贈られ、その後1988年(昭和63年)に

太田市のご好意により荒神谷(こうじんだに)史跡公園に贈られました。

多久市聖光寺の二千年ハスは、2002年(平成14年)島根県出雲市斐川町の

荒神谷博物館館長・藤岡大拙氏のご好意により、

5個の種子を前佐賀城本丸資料館館長・杉谷昭氏が譲り受け、

その後、多久町の聖光寺・野中寛應住職へ寄託されました。

そしてその年の8月に見事に発芽し、栽培に成功したものです。

以来、「聖光寺 二千年ハス」は野中住職が田んぼをハス池に改修しながら、

丹精込めて栽培を続けてこられました。

2013年(平成25年)よりは、

多久市内の有志が集い「多久二千年ハスを守る会」を立ち上げ、

二千年ハスの維持管理に努めていらっしゃいます。

 

 

二千年前のハスの花が、今、多久で可憐に咲いているのって

何かロマンを感じますよね~。神秘的~!

 

っと今回僕たちが取材に伺った日(5月26日)には、

もうすでに1センチくらいのつぼみを付けたハスがちらほらと確認できまして、

今年は気候の関係で例年より少し早い、と大川内さんはおっしゃっていました!

IMG_0199.jpg

つぼみから開花するまではおよそ2週間かかり、

開花からだいたい3日間くらいで花が散るということですので、

その過程を楽しむのもおススメですね!

早朝からお昼前まで花が開いていますので、

その時間帯を狙ってお出かけくださいね。

二千年ハスの見ごろは今週末6月10日頃から7月上旬まで。

そしてもう一種類のハスの花!

舞妃連(まいひれん)」は6月末から8月のお盆前ごろまで咲くそうです!

この「舞妃蓮」ですが、昭和41年に坂本祐二氏が、

アメリカの黄色ハス「王子蓮」と「二千年ハス」を交配して作りだしたハスの花なんです!

ちなみに、王子ハスというのは、

今の天皇陛下が皇太子時代に渡米された時、

持ち帰ってこられたのが王子ハスなんだそうです。

「舞妃蓮」とう名前の由来は、

弁が女性が優雅に舞っているように見える事から、

また美智子妃殿下の美しさを花の姿に写して「舞妃蓮」となったそうです。

二千年ハスまいひれん.jpg

 

今回、大川内さんには二千年ハスの特徴や育て方、

舞妃蓮の由来などボリュームたっぷりにお話をして頂きましたが、

二千年ハスについてもっと詳しく知りたい!という方に朗報です!

 

来月7月3日、日曜日多久町の聖光寺 二千年ハス池そばの広場にて

「聖光寺 二千年ハス観察会」が開かれます! 

内容としましては、

多久市郷土資料館 前・館長の緒方善次郎さんによる

聖光寺や多久の歴史などについての講話や、

佐賀県立高志館高校の生徒の皆さんによる、二千年ハス育成・観察の報告会。

なんと!高志館高校の生徒のみなさんが制作されたベンチが

先日ハス池傍の広場に設置されたそうです!

13325525_1164122150304943_6065525551520376139_n.jpg

腰掛けてゆっくり二千年ハスを見ることができますね~。

そして、「多久二千年ハスを守る会」代表の大川内さんによる二千年ハスの特徴や育て方、

舞妃蓮の由来などのお話もありますよ!

時間は午前10時から。入場は無料! 雨天決行です!

会場となる聖光寺ハス池の場所なんですが、多久聖廟近くの物産館「朋来庵」を目指してお越し下さい! 

ハス池は朋来庵のすぐ前にあります!駐車場も完備されていますよ!

詳しくは、多久二千年ハスを守る会 代表 大川内義章さんの携帯電話 

080-4699-1289 

または、「多久二千年ハスを守る会」のFBページをご覧ください!

また観察会当日は、二千年ハスの種の販売も行われます!

 

ぜひ、この機会に時空を超えてロマンを感じる二千年ハスを鑑賞し、

実際に育ててみるのはいかがでしょうか?

IMG_0203.jpg