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【しめ縄作り@旧南部小学校体育館】
2015年12月28日
2015年も残り3日。お正月もすぐそこまで来ております!
お正月と言えば、お節料理、門松、凧揚げ、お年玉とね、色々ありますが、
今日はそんな日本のお正月の行事の中から、
「しめ縄」!こちらをピックアップしました!
さっ!ということで、先週22日火曜日、お正月の縁起物として知られる
しめ縄作り体験の催しが旧南部小学校体育館で行われました!
その時の様子をわたくし池田がリサーチしてきましたよー!
今から潜入取材します!と意気込む池田の図。(笑)
今回のしめ縄作りは、
日本の伝統的なしめ縄作りに老人会の方と取り組み、日本の文化に親しみながら、
地域の方と触れ合ってもらおうと、旧南部小学校時代から続く恒例行事なんです!
多久市が小中一貫校になった三年前からは、
多久中央小学校の4年生がしめ縄作りを体験しており、今回は児童86名、
南多久老人会、青少年育成市民会議北多久支部のみなさん合わせて
およそ30名の方が一緒に、幸せな新年を迎えられるようしめ縄に願いを込めて作られました!
一応、しめ縄が出来るまでの流れでございます。
児童と大人7~8人のグループになって、
藁およそ50本一束を3つ作り、
その3つの束の藁をねじってしめ縄の形にし、
(ここは力がいる作業なので大人の方たちが本領発揮の場面です!)
はさみで飛び出た藁を切って形を整え、エビや「寿」と書かれた扇子の飾りを付けて
立派な正月飾り「しめ縄」を完成させました!
参加した子供たちは
「初めてのしめ縄作り楽しい~!老人会の先生は優しい~!
しめ縄、お家に飾ります!」と、笑顔で話していました!
また、4年3組担任の野中先生は、
「今、地域のおじいちゃん、おばあちゃんをを知らない子供たちが多いので、
こういう機会に出会って、お名前を知って、
お話を出来る関係になってくれたらいいなと思います」
とおっしゃっていました!
確かに昔より地域の横の繋がりが薄れてきているかもしれませんよね。
南多久老人会 会長 野中昌英さんは、日本の伝統文化を守っていく事について、
「やっぱり今から先も、日本の伝統を守ることは、子供たちの為にもなると思いますね」
と、これからも地域に密着してこういった活動を継続していく大事さを語られました。
こいうった日本の伝統文化を人生の大先輩のおじいちゃん、おばちゃん達から、
これからの未来を担う子供たちに継承していくっていうのが、すごく大切なことだと
今回の取材で感じました。
作業が始まれば今も昔も変わらない風景がそこにはありました。
微笑ましい~。