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【多久聖廟を知ろう】
2014年06月19日
グッドアフタヌーンでございます!!
17日、火曜に開かれました
【第2回ふるさと再発見 多久観光教室】
多久の魅力を再発見する多久観光教室。毎回、教室ではテーマが決まっており、今回のテーマは、
「多久聖廟を知ろう」。
ガイドの方の説明を受けながら、多久聖廟展示館、多久聖廟の周り、
そして実際に聖廟の中に入り貴重なお話を伺ってきました。
出発地点は、物産館「朋来庵」。案内をしてくださったのはこの方です。
公益財団法人 孔子の里 亀川将平さん
みなさん、もちろん多久聖廟はご存じだと思いますが、改めて多久聖廟とはどんな所なんでしょうか?
肥前多久邑主の多久茂文が教育振興を目的として建立を発願し、1699年(元禄12年)に学問所(後の東原庠舎)を建設した上でその講堂に孔子像を安置、さらに1708年(宝永5年)に椎原山の麓に拝殿(恭安殿)を完成。大正10年(1921年)3月3日、敷地を含め国の史跡に指定されている。建物は昭和8年1月23日、当時の国宝保存法に基づき国宝(いわゆる旧国宝)に指定され、昭和25年(1950年)8月29日、文化財保護法施行に伴い国の重要文化財となった。
*ウィキペディア参照
まず初めに亀川さんにこういった説明を詳しく分かりやすくしていただき、それから多久聖廟展示館へ向かいました。
展示館の中では当時の資料を前に4代目領主多久茂文公の聖廟に対する思い
など分かりやすくお話をしていただきました。
文廟記
さっ!それではこれから多久聖廟へ向かっていきたいと思います!
聖廟に着くと、まず目についたのは迫力のある朱塗りの木造建築で様々な彫刻が施されてました!!
建物について少しご説明を。中国的な雰囲気の佇まいは写真からも観てとれると思いますが、建築様式そのものは我国独自の禅宗様仏堂形式と呼ばれるものでございます。
中国彫刻・文様
当時の建築に携わった人たちはかなりのこだわりがあったようで中国の故事に習って建物の配置などを決めているらしいです。入口南側にある仰高門【ぎょうこうもん】と呼ばれる門や
門の前の池もその習いというそうです。
普段は入れない聖廟の中へ通してもらい孔子像を前にお話しを聞きました。
天井には1707年に御厨夏園(みくりやかえん)が描いた蟠龍がありました!
迫力がすごい!!!
装飾一つにとってもちゃんと意味や願いが込められてるんです。
300年前のものって考えたらタイムスリップしたような、、、本当すごいことだなと鳥肌が立ちました。
今回改めて多久聖廟を知ることができて、
文教の里といわれるルーツがわかりました。
日本の美と中国装飾のコラボレーション、多久聖廟。
あなたも是非訪れてみてはいかがでしょうか?
「第2回ふるさと再発見!多久観光教室」
テーマ「多久聖廟を知ろう」の様子は
23日、月曜お昼12時からの「Hello!多久」でお届けします!お聴き逃しなく!!
23日、番組メッセージテーマは「フリー」
なんでもありです!!面白いお話をみんでシェアしましょう!!
たくさんのメッセージ待ってマース!!
taku@fmsaga.co.jp